電話回線の中には、アナログではなく、デジタルを使った回線というのもあります。一時期電話のコマーシャルで「ISDN」という言葉が宣伝されていたことを記憶していないでしょうか。このISDNと呼ばれるシステムは、電話回線の中でもデジタル回線と呼ばれる部類に入れることができます。 しかしISDN自体ですが、アナログ回線で使用されている銅線を使ってつなげることはできます。ですから電話回線をアナログ回線からISDNに変更をしたとしても、大掛かりな屋外工事を必要とはしません。 アナログ回線とデジタル回線の違いは、電話回線を通じてやり取りされる言葉の伝わり方にあります。アナログ回線というのは、音声をそのままダイレクトに銅線に乗せて伝えていく電話回線です。ところがデジタル回線というのは、0と1というデジタル信号に音声を変換して伝えていく電話回線となっているのです。 デジタル信号によって音声のやり取りをすることによって、より音声をクリアに聞きとることができるようになります。また一度により多くの情報のやり取りをすることができるというメリットもあります。デジタル回線にすることで、同じ銅線であっても、倍の2回線分とることができるというわけです。
自分の家に固定電話があるという家庭は、少なくないでしょう。では自分の家の電話の電話回線を知っているという人は、どれくらいいるでしょうか? 結論から言いますと、意外とよく理解をしていない人もいるかもしれません。例えば「ウチはアナログ回線じゃありません。プッシュ式を使っていますから」という人がいます。しかしこれは大きな間違いです。 プッシュ回線と呼ばれる電話は、昔の黒電話のようにダイヤルを回すのではなく、ボタン式になっていておしてダイヤルをかける方式を指します。このプッシュ回線を使うときの電話回線ですが、別にアナログの電話回線でも問題なく通話することができます。デジタル回線でないといけない理由は、どこにもありません。 おそらく壁から電話線が出ていると思われます。その電話回線が「ターミナルアダプタ」と呼ばれる機械につながっている場合には、ISDNを使っていることになります。もしそのような機械がなく、電話機と電話回線がダイレクトにつながっている場合には、プッシュダイヤル式でもアナログ回線が使われていることになります。ただしインターネットを行う場合には、モデムという機械が付いている可能性があります。モデムとターミナルアダプタとを混同しないようにしましょう。